
この時期の恒例、梅しごと。
原稿の方のしごとが忙しくても、後回しにするわけにはいきません。
今回は青梅のうちにたくさんとって、
シロップにしたり、甘露煮したり。

一気に2㎏くらい、収穫しました。
4時間ほど水につけ、灰汁抜きをしてからヘタを竹串でとり、
A.きれいなもの
B.ほんの少し傷があるもの
C.かなり傷があるものや、灰汁抜きの過程で(水の吸い過ぎで)変色したもの
この3群に、寄り分けます。
A群は、水分を拭き取ってからジップロックに入れ、
同じ重量の氷砂糖と、ほんの少しの酢を入れて寝かせます。
ジップロックは2枚重ねで使う方が安心です。
このまま2週間程度、水分が出たらときどき振って、シロップをつくります。
B群は冷凍しておき、A群のシロップをおいおい使い切ったら
(または、A群が失敗したら

同じ様にしてシロップをつくります。
ジップロック、大活躍です

C群は傷や変色部分を取り除き、冷凍しておきます。
そのうち、炊飯器で甘露煮する予定です。
形は崩れてしまうでしょうけれど、自分で食べる分には気にしません。
(炊飯器を使う場合、敢えて事前に実に穴をあけるなど
傷のある方がよく味がしみ込むそうです)
A群、B群の梅は、シロップができてから取り出して、
ジャムにしてもいいかなと思っています。
……と、予定だけはしっかり、立てているのですが。
実は、昨夏収穫した完熟梅300gが、まだ冷凍庫に入っていました


同量の花見糖(さとうきびの糖)と、2倍量(600cc)のお湯で
シロップをつくり、梅を煮ます。
この写真は加熱直後で、灰汁が出ています。
この後、灰汁とりシートを被せ弱火で15分ほど。
簡単に梅ジュースができます。
私は炭酸水で6~7倍に薄めて飲むのが好きです。
余談ですが、使用の鍋はevercookの直径22㎝。
煮込み料理はこれなしでは考えられないほど、愛用しています

梅の木にはまだまだ実が残っているのですが
台風の予報が出ているので、完熟梅の収穫は無理かなあ……。
……私、梅しごとのときと、
7月の(ラベンダー摘みができた場合に限りますが)ラベンダーしごとをしているときは

このひとときが何日も続けばいいのに!)と思うほど心地よいです。

こちらは、梅を煮たり、ジャムをつくったりするときに重宝する木のターナー。
プラム工芸さんという、岩手のメーカのものです。
購入時期を忘れてしまいましたが、銀座三越に出店していた際、
震災復興支援の思いも込めて、いただきました。
とーっても使いやすいです

トマトの煮込み料理や、中華等の炒め物にも重宝しています。