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神奈川絵美の「えみごのみ」

現在(いま)に息づく藍と白

(前回の続き)

秋着物双六、また更新しました。

一段目の右は、実際に着たコーデの写真に差し替えて
ちょっと文字を入れて遊んでみました。
まだまだ続く……予定。
あくまで模擬双六なので、細かいつっこみはなしでお願いしますね

--------------

さて、吉祥寺の器屋さん「pukupuku」…
古伊万里など、和のむかし食器を得意とするこのお店で、
私がお持ち帰りしたものは……。

まずコチラ。

明治時代後期の伊万里、四寸皿。
手描きの草花文だ。
いかにも、さらりと軽~く描きましたよといったタッチで、
それが絵のモチーフとよく合っている。

これが最後の1枚ということで、迷ったけれど、
(ホントは、取り皿用に何枚か欲しかった……)
この雰囲気が気に入ったし、
形とサイズが揃っていれば、絵柄は違っても統一感がでますよ
そうお店の人にも言われたので、お嫁に迎えることに。


お次はコチラ。

外寸で、長辺18㎝、短辺14㎝。
明治後期~大正時代と思われるお皿だそう。
印判(プリントのようなもの。上のお皿とは線の出方がずいぶん違いますね)で、
何となく西洋を意識したたたずまい。

このお皿を見た瞬間、私は
チーズケーキのブルーベリーソースがけ&バニラアイス添え
の幻が頭を駆け巡った。
そういう、ちょっとしたデザート盛り合わせが合うお皿。


そしてもう一つ。

(これは伊万里ではなさそうですね。お店にきちんと確認しませんでしたが…)
9㎝×5.5㎝のとーってもちっちゃな豆皿。枇杷のデザイン。
「昭和戦前」と値札の脇に書いてあった。
お醤油やお塩にちょうどいいかな。
我が家では冷奴の薬味入れに、場所をとらず使いやすいのです。


器に興味を持つようになって約3年。
今までは、和の現代作家さんの作品に目がいっていて
これからもそれは変わらないだろうけれど、
こうしたむかしの器も、今なお新鮮、かつ食卓によくなじみ
魅力をふりまいてくれることがわかった。
しかもリーズナブル(計4点-枇杷の豆皿は2枚購入-で2000円台)。
着物と同じで、藍×白は飽きがこないし、
これから伊万里も、集めてみたくなった。

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

神奈川絵美
とうこさんへ
こんにちは
pukupukuは小っちゃくて気取らないお店ですが、
品揃え豊富で藍色の海に心洗われます。
洋食器には洋食器の良さがありますが、
この時期の和の藍って、何だかほっこり和めますよね。
とうこ
http://ameblo.jp/toukolilas/
いつもお願いばかりですが、、、あー~~連れてって~~でございます。やはり、藍と白は永遠ですね。そして、皆、優しい感じ。
日本っていいなと感じるお皿たちでした。
神奈川絵美
セージグリーンさんへ
ご教示ありがとうございます
鍋島ですか~私は不勉強で、うちにもほかには
1枚もないのではと。優しげでいいですよね。
余裕のあるとき、調べてみたいと思います
神奈川絵美
U1さんへ
こんにちは
わー、三井記念美術館の志野や織部をご覧になられたのですね!
はるか昔からあのような名陶が受け継がれていること、
素晴らしいですよね。

京都でのお茶室見学、いいなあ~レポ楽しみにしています
セージグリーン
ビワの小皿
単なる思いつきですが、ミルク色のつやつやの肌といい、優しい呉須の色といい、鍋島かもしれません。
しかもあの辺りはビワの一大産地ですね。
U1
「和」の暮らし
http://blog.goo.ne.jp/u11953
こんにちは。
住宅から床の間が消え、和室もあまり造られなくなって
久しいのですが、やはり「和」の暮らしっていいですね。
先日、三井記念美術館で名陶を鑑賞して
和の伝統文化の素晴らしさを再認識しました。
来月、京都で茶室を見学する機会を得ました。
今から楽しみです。(*^^)v
神奈川絵美
朋百香さんへ
こんにちは
pukupukuは小さいお店ですが、2店舗あって
どちらもおもちゃ箱、宝箱をひっくり返したような
楽しさがあります。藍の染付が多いので、
なんだか店内爽やか(笑)
いつかご一緒しましょう
朋百香
http://www.tomoko-358.com
絵美さま
わー、お皿のアップ、ありがとうございます。
どんなのを買われたのか気になってましたー。
いいですね、普段にどんどん使えちゃいそう。
私も器は藍×白が好きです。飽きませんものね。
Y子さんに、このツアー、第二弾を企画して頂き
ます!
神奈川絵美
セージグリーンさんへ
こんにちは
ああ、そばちょこも可愛いんですよね…
うつわ友達が藍の染付で柄違いを、いくつも
揃えているのを思い出しました。
ビワの小皿、ほんのちょっとの箸休めに
和え物なんていいかも・・・!
よかったらお店に寄られると、楽しい発見が
あるかも知れないです~
神奈川絵美
straycatさんへ
こんにちはー
手描きの伊万里は、他の細かい柄のものに
見慣れていると、大雑把というか(笑)…ですが
小さな絵のようで、何だか優しい気持ちになれます
Hさんの展示は来年だそうですが、
予定が合えば、ぜひご一緒しましょう
セージグリーン
どれもステキですね!
私も砥部焼で四寸皿やそばちょくを柄違いで揃えていますが、楽しいものです。
青磁に印傳のお皿、確かにデザートの逸品にピッタリですね。
ビワの小皿も形も色もよい具合で、和え物や酒肴をつんもりと、、、。
仕事の帰りにでも寄ってみたいです。
straycat
絵美さま♪

わー 三枚もお求めになったんですね。一番上の4寸皿、手描きの線がやっぱり温かみがありますね。二番目と三番目と時代が下るにつれて作風も変化して、そんなところを見るのも面白いですね。
現代作家さんの手になる古伊万里写しも、今の感覚でどう変化するのかちょと興味がありますね。Hさん、お知らせが来たら行ってみようかな。
神奈川絵美
yukikoさんへ
早速見てくださって、ありがとうございます
四寸皿、また機会あればpukupukuで
いろんな絵付けのものを見たいなーと思います
何しろ先日は、山ほどのお皿に目が泳いで
しまったので(笑)

印判のお皿、洋の香りがしてなかなかですよねー。
猫板つき長火鉢もインテリアとして、使えそう!
ミニテーブルとか?
小引出もいい味わいがありましたよね。
Unknown
うんうん、いいと思います!
作られた時代や場所を合わせると絵柄が違っていてもそれなりの雰囲気が出て、全く問題ないんです。実家から譲り受けた(持ち出した?)伊万里っぽいものにあそこで気に入ったお皿をちょこちょこ加えて日常使いにしています。
2番目の印判のお皿は私も気になりました。いろいろ使えそう♪
あと「猫板つき長火鉢」がなんだかまだ気になってます(^^;;
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