(真綿紬に、小鳥柄の帯がいいかな、それとも桜?)
数日前から、春らしいコーデをあれこれ、考えていた。
ところが


当日、まさかの気温25℃。 な、夏日……。
季節の先取りが常の着物好きよりも、
実際の季節の方がずっと先を行ってしまった

さすがに単衣を出そうとは思わなかったが、
急きょ、路線変更で……

大島に、首里花織の八寸帯は初めてのコーデ。
帯締めは、薄い黄色にしようかとも思ったが、
着物の色ととても似ていて面白みがなかったため、
蛍光がかったブルーにしてみた。

帯の地色は、大島の八掛の色と呼応して。

羽織を着ると、こんな感じ。
ちなみに半衿は……


以前、帯揚げで使った紅型。池田重子さんのお店で求めたハギレを
半衿としても使ってみた。
モノトーンに青を効かせて
前日までは思ってもみなかった、体感温度が低めのコーデに。
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さて、今回ご一緒したのは……

お若い着物友、TKさんとキモトモTさん。
お二人とも着物の情報ツウで、教えられることがたくさんある

TKさんは……

秋山眞和さんの花織、生地は小石丸でハリツヤが格別

帯は川島織物。帯締めは道明。
キモトモTさんは……

優しい色の久米島紬に、山岸幸一さんの紅花染めの帯。
帯締めはTKさんと同じく道明で、曙色というのだろうか、
朱がかったピンクのぼかしが顔色さえも、ふわっと上気だたせて見せる。
向かった先は、2月に千葉市美術館でお会いした、
西千葉のギャラリーどちさん。(何語か失念しましたが、友達の意味だそう)

私の長いブログ友、衣舞の袖さんが経営する「衣舞」主催の
企画展へ遊びに行ったのだ(会期は終了しています)。
大島専門の「紬のふくはら」さん、
京都の履物屋「一脇」さん、
そして、私のお目当て、京都・西陣の「千藤」さん。
個性が光る佳きものがたくさんで、目が踊る。

左から、衣舞の袖さん、私、衣舞の袖さんと親しいMさん、KUさん。


拙ブログを読んでくださっているとのことで……恐縮しきりの私。
着物を着始めたきっかけなど、フランクにお話できて
とても嬉しかったです

どちのオーナーさんや、衣舞のスタッフNさんとも、
お会いするのは2回目なのに、
旧知の友のように打ち解けて、とても楽しいひとときだった。
(長くなってしまったので、みなさんの着物アップは次回の更新で載せますね)
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さて。
ここ神奈川から、ギャラリーどちのある西千葉まで、
約2時間の道のり。
そこまでかけて伺うということは、それだけのメリットがあるからです。
期待通り、とーってもハンサムな逸品を、
可愛くゲットしました!
こちらは、お仕立て上がってきたら載せますね。