かなうみ鍼灸整骨院スタッフブログ

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往診中のハプニング体験談 (中上)

2017年06月22日 | 訪問(往診)リハビリ・マッサージ関連
今日往診の患者さんKさんの自宅へ行った時の事です。


そのKさんは84歳女性で一人暮らしです。


いつもならチャイムを押して「こんにちわ」と声をかけると、「ハーイ」と返事をしているのですが応対がありません。


こんにちはと数回呼びましたが返事がないので、Kさんあがりますねと声をかけ、部屋までいくと、なんとすやすや眠っていました。



僕は部屋で倒れていないかと心配になりました。


かれこれ10年ほど前になりますが、Kさんのように返事がないので部屋に入ってみると、頭から血を流している患者さんの姿が!


すぐさま名前をよんで、意識の確認をしましたが、応答してくれます。


指で数字をだしてもはっきり答えてくれます。


ひとまず、冷凍庫から氷をだして傷口を押えることに。


「○○さん、救急車呼びますよ!」というと頑なに本人さんは断り、娘さんの所へ電話してほしいというのです。


すぐさま電話帳をとり、娘さんの名前を本人さんから聞きだし、電話をかけ、状態を説明しました。


10分ほどでしょうか、娘さんが慌てて部屋に入ってきて、すぐさま車いすで近くの病院に連れていきました。


この10分はとても長く感じました。


あとから僕の携帯に電話が入り、脳には以上なし、不幸中の幸いか3鍼を縫う怪我で済んだとのことです。


こういう経験から一人暮らしで応答がないと、こういった過去を思い出してしまいます。


しかしKさん、もう僕を心配させないでくださいね(笑)


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