スピルバーグとディズニーがタッグを組んだ。
原作はイギリス産ファンタジー。
これだけで、出来の良さは確約されたようなものである。
興行的には当たっていないかもしれないが、実写ファンタジーの王道を行っている。
デジタル技術が格段に進歩した今だからこそ、実写版として映画化できたのだろう。
映像の秀逸さは、あまりに自然過ぎて逆に驚く。
有りえない設定が、さも現実かの如く映し出されている。
不思議に違和感が無い。
さすがだ。
テーマはシンプルで明快。
登場人物も多過ぎず、分かりやすい。
ともすればダークなテーマも含んでいるのに、悲壮感が無い。
読んだことは無いが、原作の持つ力か。
それを映画にした人達も、さすがだ。
物語の終わり方も、何だか納得できる。
近頃目に着く「感動の押しつけ」も無く、さっぱりとした腹八分目の満足感。
職人たちが作った、一見地味だが完成度の高い一品だった。
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