かなうみ鍼灸整骨院スタッフブログ

臨床の事から日常の出来事まで思った事を書いています

腰に始まる重心のズレ(柔整師:井上)

2010年06月20日 | 整骨関連の外傷
人間は股関節、膝、足の裏でバランスをとって上体を支えています



通常であれば、まっすぐ腰から膝を通って

地面へと力が抜けていきますが

体のバランスが崩れてくるとその状態が維持できなくなってしまいます



例えば極度に疲労する、

骨盤が開いたり上下したりする

あるいは外反母趾で足の裏の3点支持がうまくいかなくなるなど・・

こうなると重心が崩れてしまうのです



そこで崩れた重心を安定させるために

体は両足を開いたり、骨盤に負担をかけるような

無理な姿勢でバランスを取ろうとします



女性に多いО脚もこの結果として生じてしまう症状のひとつです



こうなるとまっすぐに力は抜けません

体重を支えるための力は膝に集中し、

膝はその力を外側に逃がそうとさらにがに股になり、

やがては膝の筋肉は関節とともに硬直を始めてしまいます



その結果、長い時間をかけて膝の痛みの原因を作ってしまいます



また、膝の痛みには腰椎3番も影響します



腰椎3番は体のねじりに関係する箇所ですが

ここが硬直していると体がうまくねじれないため

膝を軸に体を捻るようになります



ただ膝にはねじりに対応する機能がほとんどないため

負担を軽減させようと

筋肉を硬直させて痛みを感じさせているのです



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