精神と物質

精神生活と物質生活のバランス

保守主義とは何か? その1

2013年05月10日 14時36分45秒 | 保守主義について
きょうは雨。父親の誕生日にノート・カバー、額に入れた写真を贈る。
iTnunsStoreのアルバムを試聴しながらTPP関連の本を斜め読み。
風が強くなってきた。ごぉごぉとすごい音だ。

雰囲気が出てきた…(なんのだ…w …いや、文章を書く雰囲気というか…)

で、保守主義について書こうと思う。

実は、日本は保守主義者はほとんどいないといっていいほど少ない。事情はおいおい説明したいと思うが、しかしそれにも関わらず本来的には(無意識的には)日本人は保守主義の精神を骨幹に歴史を生きて生きた民族である。東日本大震災の時に、非常時における道徳的なレベルの高さが評価されたように、一般の庶民の道徳意識が高いのは、日本が歴史的に保守主義的な精神を培ってきた証であるとおもう。

一般に保守と呼ばれている著名人では、例えば漫画家の小林よしのりとか西尾 幹二とかいるが、この二人は実際のところ、保守主義とは無縁である。彼らは民族派とか民族派保守と呼ばれる。特徴は大東亜戦争賛美論者であり、「日本は悪くない、ひたすらアメリカが悪い」という説を力の限り主張する人たちである。反米主義者と言ってもいい。
彼ら民族派保守の頭の中には『マルクス史観』による世界観や価値観<欧米先進国はは後進国から搾取する悪である>という階級闘争史観が色濃く残っており、その観点から日本やアメリカを捉えているため、正確には彼らは保守ではなく、ウヨサヨ(ウヨクちっくなサヨク)である。







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