ルカの福音書1
ルカ1:1-2:52
イエス,幼少時代まで
○
ルカの福音書
ルカの福音書は,
医者のルカが書きました。
ル力は,
パウロとともに伝道旅行をしています。
ルカは,この福音書と
「使徒の働き」を書きました。
ルカは,テオピロと呼ばれる人に,
イエスについて確かなことを
知らせるためにこの福音書を書きました。
受胎告知
(ルカ1:30,31)
「すると御使いが言った。
『こわがることはない。
マリヤ。
あなたは神から恵みを受けたのです。
ご覧なさい。
あなたはみごもって,
男の子を産みます。
名をイエスとつけなさい。』」
天使は,マリヤに
イエスを宿すことになると告げます。
聖書では,天使は大事な事がらを
告げるときに出てきます。
マリヤが天使の言葉を受け入れたのは,
聖霊も働いたからです。
○
マリヤがみごもったのは,
聖霊の働きでした。
(ルカ1:35)
「御使が答えて言った,
『聖霊があなたに臨み,
いと高き者の力が
あなたをおおうでしょう。
それゆえに,
生れ出る子は聖なるものであり,
神の子と,となえられるでしょう。』」
受胎告知
(ルカ1:38)
「マリヤは言った。
『ほんとうに,
私は主のはしためです。
どうぞ,あなたのおことばどおり
この身になりますように。』
こうして御使いは
彼女から去って行った。」
神が私たちに臨むときに,
信じられないような出来事が
起きることがあります。
処女のマリヤが聖霊によって,
子を宿しました。
神が,全知全能だからできたのです。
イエス・キリストの誕生
(ルカ2:11,12)
「きょうダビデの町で,
あなたがたのために,
救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。
あなたがは,
布にくるまって飼葉おけに寝ておられる
みどりごを見つけます。
これが,
あなたがたのためのしるしです。」
イエスは,ダビデの町の
ベツレヘムでお生れになります。
当時は,さげすまれていた羊飼いに,
御使い(天使)が,
キリストの誕生を知らせます。
小さな「飼い葉おけ」が,
救い主のしるし(印)となります。
神様は最も大切なことを,
さげすまれていた人,
最も弱い人に知らせました。
2019-11-11