遥かなる山の息吹

人生の節目に始めた山登り。山行日記、日常の生活など徒然なるままに・・・・。

霊峰立山 (2)

2012年09月26日 | 2012山行記
クマがでたあぁぁ~!!

後ほど詳しく!。




 

昨晩は雨が降り、未明には突風が吹いて明日の天候が懸念されましたが、

 

夜が明けるころには風も収まり、

立山から大日三山に至る稜線もクッキリと見渡せます。

 

今回はパン屋さんの食パン2/3斤を持参。



当初は別山に登って剱岳を見ようと思っていたのですが、

雷鳥坂の登りはゾンビにはチト過酷?。

と言うことで、奥大日岳 標高2605.9Mから剱岳を眺めることにしました。

 



浄土山から立山に至る稜線もクッキリ見えます。



突然朝日が差し込んできました。

 

色づき始めています。

 

と、ここでだんだん大日三山が遠ざかって行くのに気付き。

ありゃりゃ・・・道を間違えた・・・。

当初予定の別山に方向転換。

ゾンビが途端に不機嫌になるのをなだめながら登っていると、

事件勃発!。



ゾンビが突然、「クマだ!」

中央の黒い点がそうです。



拡大すると!。

新室堂乗越から別山乗越のちょうど中間地点辺りで

クマが猛烈な勢いで駆け上って行くのが尾根越しに確認できます。

物凄い速さで、あんなのに追いかけられたら絶対逃げ切れませんね!。

新室堂乗越辺りに登山者が見えたので、大きな声を出してみたのですが、

一瞬、こちら側を振り返りアッと言う間に尾根を通り越して向こう側に消えてしまいました。

笛を吹いて知らせる間も無いぐらいの一瞬の出来事でした。



その様子を動画でどうぞ。

 

珍事発生で不機嫌も解消して順調に標高を上げてきました。

薬師岳 標高2926Mが顔を出してきました。





大日三山の向こうには富山市街も見渡せます。



心配した割にはほぼCT通りに釼御前小舎に着きました。

ゾンビに見せたかった剱岳もドッカーンと全容を現してくれました。



釼御前小舎から見た、剱岳~別山方面。



富山湾が大きく湾曲して能登半島へとつながっているのが良くわかります。

 

ここからは雷鳥平、釼沢を眼下になだらかな登りを別山に向けて歩きます。



さあどうぞ、剱岳でございます!。

 



大宝元年(701年)佐伯有吉公(慈興上人)が立山を開山して以来、

「地獄の針の山」と描かれ 教義で登ってはならないとされた山。

今、ゾンビの手のひらに乗っかっています(笑)。







大日三山、富山湾と雄大な景観をバックに登ります。

 

後立山連峰から別山に向かう稜線。



別山(北峰) 標高2880M 登頂

ここは剱岳の雄姿が間近に見える絶好のポイントですね♪。



ここで剱岳を見ながら贅沢なヌードルタイム♪。





連休の初日、釼御前小舎に戻ってみると凄い登山客でごった返してました。

“「お1人様、1畳以下」でお願いします。”と書いてありました。

 

帰りは比較的勾配のゆるやかな新室堂乗越経由を選択。

もうクマは出ないでしょう!?。



雷鳥沢キャンプ場のテント数も増えています。



イワヒバリ君が道案内をしてくれました(笑)。



道案内人イワヒバリ君。



ここでまたまた事件勃発!。

ゾンビがとうとう脚を捻挫?。

おまけに雨も降りだしてコンディションは最悪(涙)。

応急のテーピングを施しますが、そうとう痛そうです(涙)。

と、ここで「クマだ!!」と雷鳥坂からの大声がこだましました。

我々の下って来た先でまたしてもクマが出没。

ちょうど朝、ゾンビが発見した付近でした。

 

それでもお花に励まされながら。



間違えた分岐を通過して。



無事雷鳥沢キャンプ場に戻って来ました。

 

 

降っていた雨も上がり、キャンプ場も満員御礼。



もう歩けない状態の脚の痛みだったはずが、

雷鳥沢ヒュッテで風呂上がりの「生」いっちゃってます(笑)。

外はドシャ降りの雨だったのですが。

 

アッと言う間に晴れて、おでんタイム♪。



と思ったらまた突然のドシャ降りで、今度はツエルト内で二次会(笑)。



ゾンビが酔いと疲れで爆睡中に、

私は仕上げの角煮丼(笑)。



雨上がりの雷鳥沢キャンプ場。

※管理人さんのクマ出没注意の音声が入っています。





この日は夜更けまでめまぐるしく変わる山の天気でした。


霊峰立山 (3) に続く・・・。












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