あしたはきっと特撮日和

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ゴジラの歩んだ道

2012-08-06 23:43:23 | 特撮日記
1954年、ビキニ環礁での水爆実験で第5福竜丸が被爆。

まだ、原爆投下から10年も経っていない時期。

こんな中、「ジュラ紀の神」は姿を現した。

放射能の影響で巨大化した怪物は戦争の傷跡残る日本を襲う。

ゴジラに蹂躙された東京はまさにその様相だった。

「反核」「反戦争」と言ってしまえば簡単である。

しかし、彼にはもっと大きな意味があると思う。


彼はなぜ国会議事堂を襲ったのか。

ランドマークといえばそうだろう。

でも、別に他にも東京にはあったはず。たとえば江戸城の跡とか・・・。

そこは何人も触れてはならない聖域なのか。

幾度も東京を襲撃しても「そこ」だけは破壊できない神って・・・。


その後、「仮想敵」の登場から対峙、そして正義の味方へ。

ゴジラは可愛くなっていった。

東京を震撼させたあの凶悪な姿はもうどこにもない。


1984年。恐怖のゴジラは「復活」した。

平成シリーズへの流れを作った作品で平成扱いされている。

これも「昭和」作品なのでいずれ触れたいと思います。


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