第十回 「燃える地平線」

タイタン星人　登場

農家に籠城している春日兄弟。
阿部教授のもとに向かったはるかの安否も心配だ。

「１２時までに降伏しなければお前たちは死ぬ」

タイタン星人はそう言った。

脱出計画を光一が話していたそのとき・・・。
光二は時計に仕掛けられた時限装置に気がつく。
なんとか逃げ出した春日兄弟。民家は大爆発。

そのまま車で逃げた兄弟を待ち伏せするタイタン星人。
狙撃された旅館に突入する兄弟。
この日常時でもご丁寧に靴はキチンと脱いでます。
当たりを見渡すと複数のタイタン星人に囲まれていた。

民家の前で格闘する光一と光三。
光二の助太刀でなんとか何を脱した三人。
伯父の所に駆けつけるとひとみが囚われていた。

戦時中の日章旗が掲げられているのも不思議な感じ。
タイタン星人の人間体も戦時中の官憲のようだし。

光子ロケットの格納庫に向かった三人。
絞首刑にされようとするひとみ。
「自由のために死んだ方がマシよ。」
降伏したと見せかけてシルバー仮面に変身する光二。
タイタン星人は合体し正体を現す。

激しい格闘の末、タイタン星人の爆弾を投げ返す。
その爆弾で星人は大爆発。

兄弟は再び光子ロケットの格納庫へ。
そこで光一の首の痣と同じものが扉に。
それは父の手形だった。そしてメッセージが・・・。


我が息子達へ
右手を合せよ
未来は
君達の世代


そこに現れたのは光子ロケットの方程式。
扉が開くと光子ロケットのエンジンが現れた。

エンジンは光子ロケットに装着された。
ついに光子ロケットは完成した。
兄弟の長く苦しい戦いがひとまず終わったのである。