トラジが逝ってしまいました
今日のam2時頃だと思います。
トラジから目が離せず時間は見ていませんでした。
9月に体調を崩し、BUN 三桁 で腎不全が発覚。
その後11月15日の検査結果は
BUN 110
クレアチニン 6.0
加えて貧血
でも体重は少し増えていて 5.62kg
トラジ自身は食欲もあり、元気な様子でした。
12月17日
いつもの朝はキッチンでご飯待ちをしているトラジが来ない...?
仕事に出かける時間になってもご飯の催促が無い...?
???と思いトラジの口元にご飯を出すと食べる。
夜帰ってもご飯の催促が無い...?
口元にご飯を出すと食べる...??
そして夜中に嘔吐...
次の日 12月18日
食べず、飲まず、出さず
昨日まであんなに普通に元気に見えていたのに。
尿毒症です。
確かに3日前くらいから
水を飲む量とオシッコの量が少ないかな?
と思っていたし、少しずつ口臭が出てきていました。
でもこんなにいきなり来るなんて...
12月19日
朝、病院に行って検査したところ
BUN 140オーバー
クレアチニン 測定不能
貧血は改善していて
体重は5.72kg 増えてる
先生も「おっ!体重が増えてる!!」と...ちょっと驚き。
私も一昨日まで食欲も元気もあったので
体の毒素が少しでも出たら...と思ってしまい
お泊まり点滴をしてしまいました
これは唯一後悔しています
12月20日
朝病院にトラジを迎えに行くと
トラジはずっと泣き続けていたそうです
トラジ...本当にごめん
点滴の効果は無かったようです
家に帰ると水が置いてある3カ所をウロウロ
飲みたいけど飲めない感じです
色んなところに座ってみたり
ボスの臭いを嗅いでみたり
落ち着いたのは
リビングのキャットタワーの一番下の狭いところ。
ここから動きません。
夜に仕事から帰ってもそのままです。
撫でようとすると嫌がる素振りが有るので
遠くから見守るだけです。
トラジに嫌われちゃった
と悲しく思いながら...
12月21日
朝起きてもトラジはそのまま動かず
そっとしておこうと思い、仕事に行きました。
これでお別れか...?と思いながら
22時頃帰宅
トラジは生きてました
良かった
トラジの側に行くと首だけ伸ばしてこちらに寄ろうとしているように見えました
この時はもう体を動かす事は出来なくなっていました
私の体をトラジに寄せると
トラジは頭を私にくっつけてきます
思い切ってトラジを抱っこしてみると
体は力なくブラブラ
動くのは首と頭だけでした
トラジを脚に乗せると
顔をぺったりくっつけてきます
少しでも嫌がる素振りがあったら抱っこはやめようと思いましたが
トラジは望んでくれているようでした。
1時間程して
トラジはいつも甘える時に、座った私の膝に乗ってお腹をフミフミするのが好きだったので
ソファーに座ってお腹に乗せました
もうフミフミは出来ませんがトラジのリラックスした感じが伝わってきました
トラジの全てを覚えておこうと目が離せません
トラジの呼吸でトラジのお腹が動くのと
私の呼吸でトラジが上下に動くのを見ていると
ちょっと笑えたり
人間の呼吸と鼓動は猫のそれよりゆっくりだと思うので
トラジのリラックスに繋がったのかも知れないなんて思いながら
トラジの浅くなってきた呼吸に、私の呼吸のお腹の上下運動が良い作用をしているように思えます
私の呼吸や鼓動の振動やお腹の中が動く音や振動をトラジは感じていたと思います
トラジにとってそれが自分のものなのかどうか分からない程一体化していたはずです
だから自分の呼吸の浅さや動かなくなって行く身体(身体が静かになって行く)を不安に思う事が緩和されたのではないかと思うのです。
本当に穏やかな時間が流れていました。
呼吸が更に浅くなってきたのか、トラジの鼻が動きます
いよいよな時が来てしまう
この時というものは本当に来てしまうんだなぁ~...
前から分かっていても切ない。
でも、この穏やかな一体感が不安や悲しみを癒してくれます。
口を少し開けて舌を少し出して呼吸をしようとします。
「うぅ~~ん」と小さく5回くらいうめきますが
呼吸が出来なくて苦しいという感じではなくて
身体はもう呼吸を要求していないけど止めるのが不安...という感じでしょうか
苦しそうでは無いように見えます
窒息な感じではないです
呼吸を止めて次のステップに(違う世界に?)行く不安というか。
今まで続けていた事を止める不安と言うか。
これが「もう頑張らなくてもいいよ」と言う瞬間なんだなぁ~と思いました。
私も、トラジの力を抜くようにフワッと自分の体の力を抜いて受け入れます。
いっぱい話しかけました
「トラジありがとう」
「私のところに来てくれてありがとう」
「大好きだよ」
「また合おうね」
「トラジ~」
「トラちゃん」
「トラ~」
今までトラジを呼んだ色んなイントネーションとトーンで名前を呼びました。
最後のひと呼吸とか、
最後に手と脚を突っ張らせるとかがあるのかな~
と思いながら様子を見ていましたが
???ありません
あれ?呼吸が止まってる???
私の呼吸でトラジの体が呼吸しているように動くので
息を止めてみる...
トラジのお腹が動かないような?
また止めてみる
やっぱり動かない...
ああ...逝ってしまったんだ
本当に眠るように静かに逝ってしまいました
トラジが逝ってしまったのはとても悲しくて寂しくて辛いけど
とても充実した素晴らしい最後のトキを過ごせた事が
本当に嬉しくてたまりません。
私の最後のトキもこんなだったらいいなと思います。
トラジがいなくなってから、まだ24時間も経っていないのに
もう色んな事が薄れてきているように思います。
トラジの声、尻尾の感触、
まだハッキリ感触が残っているのは
トラジの重さと温かさ、頭を撫でた感じ、肉球の臭い
これらが薄らいでいってしまうのが、今は怖い。
だからこの最高の最後のトキの事を書いて残しておこうと思います。
今日は帰ってもトラジがいない。
「トラジ」と呼ぶ事も無い。
喪失感はこれからやってくるんだろうな。
今日のam2時頃だと思います。
トラジから目が離せず時間は見ていませんでした。
9月に体調を崩し、BUN 三桁 で腎不全が発覚。
その後11月15日の検査結果は
BUN 110
クレアチニン 6.0
加えて貧血
でも体重は少し増えていて 5.62kg
トラジ自身は食欲もあり、元気な様子でした。
12月17日
いつもの朝はキッチンでご飯待ちをしているトラジが来ない...?
仕事に出かける時間になってもご飯の催促が無い...?
???と思いトラジの口元にご飯を出すと食べる。
夜帰ってもご飯の催促が無い...?
口元にご飯を出すと食べる...??
そして夜中に嘔吐...
次の日 12月18日
食べず、飲まず、出さず
昨日まであんなに普通に元気に見えていたのに。
尿毒症です。
確かに3日前くらいから
水を飲む量とオシッコの量が少ないかな?
と思っていたし、少しずつ口臭が出てきていました。
でもこんなにいきなり来るなんて...
12月19日
朝、病院に行って検査したところ
BUN 140オーバー
クレアチニン 測定不能
貧血は改善していて
体重は5.72kg 増えてる
先生も「おっ!体重が増えてる!!」と...ちょっと驚き。
私も一昨日まで食欲も元気もあったので
体の毒素が少しでも出たら...と思ってしまい
お泊まり点滴をしてしまいました
これは唯一後悔しています
12月20日
朝病院にトラジを迎えに行くと
トラジはずっと泣き続けていたそうです
トラジ...本当にごめん
点滴の効果は無かったようです
家に帰ると水が置いてある3カ所をウロウロ
飲みたいけど飲めない感じです
色んなところに座ってみたり
ボスの臭いを嗅いでみたり
落ち着いたのは
リビングのキャットタワーの一番下の狭いところ。
ここから動きません。
夜に仕事から帰ってもそのままです。
撫でようとすると嫌がる素振りが有るので
遠くから見守るだけです。
トラジに嫌われちゃった
と悲しく思いながら...
12月21日
朝起きてもトラジはそのまま動かず
そっとしておこうと思い、仕事に行きました。
これでお別れか...?と思いながら
22時頃帰宅
トラジは生きてました
良かった
トラジの側に行くと首だけ伸ばしてこちらに寄ろうとしているように見えました
この時はもう体を動かす事は出来なくなっていました
私の体をトラジに寄せると
トラジは頭を私にくっつけてきます
思い切ってトラジを抱っこしてみると
体は力なくブラブラ
動くのは首と頭だけでした
トラジを脚に乗せると
顔をぺったりくっつけてきます
少しでも嫌がる素振りがあったら抱っこはやめようと思いましたが
トラジは望んでくれているようでした。
1時間程して
トラジはいつも甘える時に、座った私の膝に乗ってお腹をフミフミするのが好きだったので
ソファーに座ってお腹に乗せました
もうフミフミは出来ませんがトラジのリラックスした感じが伝わってきました
トラジの全てを覚えておこうと目が離せません
トラジの呼吸でトラジのお腹が動くのと
私の呼吸でトラジが上下に動くのを見ていると
ちょっと笑えたり
人間の呼吸と鼓動は猫のそれよりゆっくりだと思うので
トラジのリラックスに繋がったのかも知れないなんて思いながら
トラジの浅くなってきた呼吸に、私の呼吸のお腹の上下運動が良い作用をしているように思えます
私の呼吸や鼓動の振動やお腹の中が動く音や振動をトラジは感じていたと思います
トラジにとってそれが自分のものなのかどうか分からない程一体化していたはずです
だから自分の呼吸の浅さや動かなくなって行く身体(身体が静かになって行く)を不安に思う事が緩和されたのではないかと思うのです。
本当に穏やかな時間が流れていました。
呼吸が更に浅くなってきたのか、トラジの鼻が動きます
いよいよな時が来てしまう
この時というものは本当に来てしまうんだなぁ~...
前から分かっていても切ない。
でも、この穏やかな一体感が不安や悲しみを癒してくれます。
口を少し開けて舌を少し出して呼吸をしようとします。
「うぅ~~ん」と小さく5回くらいうめきますが
呼吸が出来なくて苦しいという感じではなくて
身体はもう呼吸を要求していないけど止めるのが不安...という感じでしょうか
苦しそうでは無いように見えます
窒息な感じではないです
呼吸を止めて次のステップに(違う世界に?)行く不安というか。
今まで続けていた事を止める不安と言うか。
これが「もう頑張らなくてもいいよ」と言う瞬間なんだなぁ~と思いました。
私も、トラジの力を抜くようにフワッと自分の体の力を抜いて受け入れます。
いっぱい話しかけました
「トラジありがとう」
「私のところに来てくれてありがとう」
「大好きだよ」
「また合おうね」
「トラジ~」
「トラちゃん」
「トラ~」
今までトラジを呼んだ色んなイントネーションとトーンで名前を呼びました。
最後のひと呼吸とか、
最後に手と脚を突っ張らせるとかがあるのかな~
と思いながら様子を見ていましたが
???ありません
あれ?呼吸が止まってる???
私の呼吸でトラジの体が呼吸しているように動くので
息を止めてみる...
トラジのお腹が動かないような?
また止めてみる
やっぱり動かない...
ああ...逝ってしまったんだ
本当に眠るように静かに逝ってしまいました
トラジが逝ってしまったのはとても悲しくて寂しくて辛いけど
とても充実した素晴らしい最後のトキを過ごせた事が
本当に嬉しくてたまりません。
私の最後のトキもこんなだったらいいなと思います。
トラジがいなくなってから、まだ24時間も経っていないのに
もう色んな事が薄れてきているように思います。
トラジの声、尻尾の感触、
まだハッキリ感触が残っているのは
トラジの重さと温かさ、頭を撫でた感じ、肉球の臭い
これらが薄らいでいってしまうのが、今は怖い。
だからこの最高の最後のトキの事を書いて残しておこうと思います。
今日は帰ってもトラジがいない。
「トラジ」と呼ぶ事も無い。
喪失感はこれからやってくるんだろうな。