カンボジア旅行レポ アンコール・トム編

2009年01月28日 22時45分41秒 | Weblog
旅行二日目、訪れた遺跡は、
①アンコール・トム

②タ・プローム寺院

③アンコール・ワット です

私が訪れた順番に・・・・と言うことで、アンコール・トムからご紹介♪♪


アンコール・トム (Angkor Thom) は、アンコール遺跡の1つでアンコールワット寺院の北に位置する城砦都市遺跡です。
12世紀後半、ジャヤーヴァルマン7世により建設されたといわれています。

アンコール・トムはラテライトの城壁(Laterite Wall)で囲まれていてその中心に、バイヨンと呼ばれる大寺院があります。
もちろんココ、アンコール・トムは周囲の遺跡とともに世界遺産に登録されています。


アンコール・トムには5つの城門があります。
『南大門』、『北大門』、『西大門』、『死者の門』、『勝利の門』の5つの城門です。

各城門は塔になっていて、東西南北の四面に観世音菩薩の彫刻が施されているそうです。

コレは、その城門の一つ『南大門』です♪



ココを通って遺跡に入りました


門から堀を結ぶ橋があります。
その欄干は乳海攪拌を模したナーガになっているんですよ。
またこのナーガを引っ張るアスラ(阿修羅)と神々の像が橋の欄干に施されていました。

南大門の手前の橋です☆


一番前の頭がたくさんあるヘビがナーガ。
そのヘビを引っ張った阿修羅が沢山並んでいます。


神々の像は戦乱の際に首だけ切って持ち帰られることが多かったらしく・・・・こんな状態でした。




南大門を通過し・・・車で少し進むと、アンコール・トムの中心に位置するバイヨンと呼ばれる大寺院の全景が見えてきました♪♪



写真左手前に門があるのが分かりますか?
これは、バイヨン寺院へ繋がる回路の入り口です。

これ・・・一番外側の第一の回路と呼ばれる所です。


この柱一つ一つ、城壁の細部にわたるまで沢山の壁画が施されていました。
すごい精密で・・・どれだけの時間を費やして作ったのだろう・・・
っと見入ってしまいました


この壁画から分かる事ですが・・・象は、昔から身近な存在だったですね

そして、その回路を第一の回路、第二の回路・・・・そして、第三の回路と進んでいくと・・・・


目の前にこんな壮大な景色が広がりました

これがアンコール・トムの中央に位置する、、『バイヨン (Bayon) 』大寺院です。

アンコール・トム=バイヨン寺院という認識の人も多いのではないでしょうか?




バイヨン寺院は、東西南北の四面に観世音菩薩の彫刻が施されている四面塔と大レリーフで有名です。

これは、四面塔。もっとも綺麗に見えるスポットだそうです


他にも沢山遺跡があるんですが・・・・

アンコール・トム遺跡からはあと二つ、有名な場所をご紹介します。

宮前広場に面して続く長大なテラス。
側壁には象のレリーフが施されている、象のテラス(Terrace of the Elephant)です。



象が6頭いるのが分かりますか??
良く見ると・・・・象さんが鼻で何かと戯れてるんですよ♪

それは・・・・仏教と関わりの深い華です。


な~~んでしょ??!

正解は・・・・

蓮の華です

ちなみにレリーフの大きさは、これくらい!!



最後は、象のテラスの隣、王宮北側に位置するライ王のテラス(Terrace of the Leper King)
です。
側壁には無数のデヴァターが、テラス上には「ライ王」と伝えられる男性の坐像があります。


この無数のデヴァターの彫刻に絶句しました

1時間半~2時間かけてアンコール・トムを闊歩したのですが、

その半分も実は歩いて無いほど、広大な遺跡です。

遺跡の全景や、私が紹介していない遺跡を見たい!って方は・・・
コレ見てみてね☆

アンコール・トム(Angkor Thom)

アンコール・トムが、カンボジアで訪れた初めての遺跡だったこともあり・・・
バシバシ写真撮りすぎてしまいました(汗)。

南大門だけで・・・・50枚くらい撮影していた事にびっくり

見て来たものをありのまま伝えたくて、沢山撮りすぎてしまいました☆
結局ブログに掲載するのはその数枚なんだけどね・・・・

そんなこんなで、アンコール・トムを後にし・・・次はタ・プローム寺院に向かいました