2021.07.03(土)
終日雨かと思っていたら、午後からは薄曇り。ひそやかに風も吹いてくれた。
NHKのアナウンサーや現場のスタッフらが中心となって、東日本大震災の際の報道を検証し、そのときの無力感から「声で命を救えるか」を追及した日々を振り返る、その前編。
記憶が蘇り、真正面から迫るあの映像を見ながらアナウンスを続けた彼らの抱いた無力感や立て直そうとする使命感を想像するしかないけれど。
https://note.com/nhk_syuzai/n/nadc4f357d7f9
今日の熱海の土石流のニュースを見て、強いメッセージを発信するようになった昨今のアナウンスを思う。
それにしても、地球上の災害は後を絶たない。
こういう発言や対応の稚拙さを鑑みるに、政治家としてはずっと以前から末期症状だったのでは、と思わざるを得ない。
これも一種の無力感かなあ。
https://mainichi.jp/articles/20210702/k00/00m/010/245000c
https://mainichi.jp/articles/20210703/k00/00m/010/034000c
■ Gotchのビートルズ
https://open.spotify.com/playlist/2widqBmz5UCjJ40tLzStFG
中期の曲が好きだという後藤さん。
初期の曲にも最終章の曲にも、それぞれに好きな曲はあるけれど、でも私も『Rubber Soul』『Revolver』『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』あたりの暴れながらも成熟していく過程の曲たちには心惹かれる。
秀逸な選曲。午後はこれを小さく流して、仕事の本棚をちょっとだけ整理した。
相方が鼻歌。「全部、歌えるね」と。
■ 慎ましい在宅グルメ
日光市の洋食レストラン「明治の館」のチーズケーキ 日瑠華(ニルバーナ)を、毎日すこ~しずつ。
チーズケーキ好きにはたまらない濃さとなめらかさ。
(ちなみに、画像のカップには何も入っていません。ケーキに紅茶は今の季節はちょっとキツイ。麦茶がベスト)
こちらは相方が自分へのご褒美??に取り寄せた叙々苑のライスバーガー。
レンジで温めるときに漂う焼肉のタレの匂いがたまらない。
ささやかなお楽しみ・・・。
■「積読」を少しだけ崩す
積読の小さな山が、ここ一週間でかなり崩れた。
ものすごく楽しみにしていた本がさほどではなかったショックは相変わらずあるけれど、それはしかたない。相性ってやつだ。
特に小説の類は、あくまで私の好みで、その良し悪しを論じる能力はない。
そのときの気分によって「感動」が左右されたりするから、恥ずかしい限り。
今回の積読の山は期待外れが多かったけれど、荻原浩氏の『海の見える理髪店』は、今の私には「ド」は付かないけれど「ストライク」だったかな。
家族は永遠のテーマ。生まれたときの家族はもう一人もいないから、あの家族の歴史や諍いを語れるのは私しかいない。
それは結構重いし、私にだけ意味深い。
世間からは埋もれてしまう日々も、私にだけいつまでもヘンに鮮やか。
最新の画像[もっと見る]