絵手紙風「和み絵」と、花のブログ

カメラ付き携帯で写した花達と、和み絵。

石蕗 (つわぶき)

2005-10-17 12:50:06 | なごみの花

●石蕗 (つわぶき)
   菊(きく)科。

開花時期は、秋

葉は蕗(ふき)に似ている。
名前は”つや”のある葉から、”つやぶき”。それが変化して「つわぶき」になった。

12月28日の誕生花

花言葉は「困難に傷つけられない」

「ちまちまと した海もちぬ 石蕗(つわ)の花」 小林一茶
「石蕗(つわぶき)の 日陰は寒し 猫の鼻」酒井抱一
「いくたびか 時雨(しぐれ)のあめの かかりたる 石蕗の花も つひに終はりぬ」斎藤茂吉



糸瓜 (へちま)

2005-10-16 16:37:26 | なごみの花

●糸瓜 (へちま)
    瓜(うり)科。

西アジア地方原産。
江戸初期に中国から渡来。
夏から秋、黄色い花が咲き、その後、筒型の長い実がなる。
この実がいわゆる「ヘチマ」。

また、腐らせてから洗い流して乾燥させ、繊維を取り出したものを「たわし」に使う。
茎からは化粧、薬用になる「ヘチマ水」を取る。 せきどめ、利尿剤にもなる。

<へちま、の由来>
実(み)が繊維質なところから 「糸瓜(いとうり)」と呼ばれ、
さらに、「糸瓜(いとうり)」の「と」は、”いろはにほへとちりぬる・・・”の
「へ」と「ち」の間にあることから、”「へ」と「ち」の間” →”「へ」「ち」間”→ へちま

「痰(たん)一斗 糸瓜の水も 間に合はず」
「糸瓜咲いて 痰のつまりし 仏かな」
「をととひの へちまの水も 取らざりき」
上記3首は正岡子規の辞世の三句と言われている。
子規が亡くなったのは1902年9月19日。
子規の命日9月19日は「糸瓜忌(へちまひ)」と呼ばれている。



かやつりぐさ (蚊帳吊草)

2005-10-16 06:31:07 | なごみの花

●かやつりぐさ (蚊帳吊草) 
かやつりぐさ科

8~10月に咲く  
日当たりの良い湿気の多い土地に生える
黄緑の花が咲き茶色の実になり穂長1.5cm程度
名前は三角の茎を裂くと蚊帳を吊った四角の形が出来る事から


力芝 (ちからしば)

2005-10-15 06:48:21 | なごみの花

●力芝 (ちからしば)
  稲(いね)科。


草地に生え、初秋のころ、ブラシのような花穂をつける。

引き抜くのが容易でないので、この名前がついた。

葉は固く、線形。

別名「道芝(みちしば)」

「立ち易(かわ)り 古き都と なりぬれば 道のしば草 長く生(お)ひにけり」 万葉集



黄釣舟 (きつりふね)

2005-10-14 07:27:46 | なごみの花

●黄釣舟 (きつりふね)
  釣舟草(つりふねそう)科。

秋に開花。

「釣り舟」のような形で黄色いのでこの名前に。

釣舟草に比べて、葉がやや丸みを帯びており、花のうしろの渦巻状の巻き方がゆるやか。

山の木陰で、花が葉の下に垂れ下がるようにして 咲いている。
一方、釣舟草の方は、湿地や流れのそばなどの 陽地に生えている。


ブルー・サルビア 

2005-10-13 06:53:34 | なごみの花

●ブルー・サルビア  
シソ科  
 
 花期:夏~秋

サルビアといえば赤い花ですが,このブルーサルビアは青紫の花をつけます。
写真ではよくわかりませんが,葉や花の形がサルビアと異なります。