●福寿草 (ふくじゅそう)
金鳳花(きんぽうげ)科。
開花時期は、 2/ 1頃~ 3/15頃。
光や温度に非常に敏感で、昼間でも日が さえぎられると1~2分で花がしぼみ、
再び日があたるといつの間にか花が開く。
寒い時期に咲くので、花の中の温度を 下げないための工夫をしているらしい。
福寿草の花と南天の実とセットで 「難を転じて福となす」という縁起物の
飾り付けがされることがある。
名前も、めでたい「福寿(幸福と長寿)」の草の意。
たくさんの別名をもつ。
「元日草」 「朔日草」など・・・。
「朝日さす 老師が家や 福寿草」 与謝蕪村
「日のあたる 窓の硝子や 福寿草」 永井荷風