旧職員の浅和先生の近況を、先生のfacebookからお借りして以下にお伝えいたします。
『今年度(令和7年4月から)の会津マジック愛好会として、現時点(8月30日)で依頼されたマジックが8件あり実施してきました。9月は6件予定されており、コロナ前の状況に近づき嬉しい限りです。
8月29日に、ある小学校(1~5年生37名)で演じて来ました。
その感想を述べたいと思います。
ここは会津マジック会長が毎年演じているのですが、子供たちがうるさく騒がしいのでマジックがやりにくいとぼやき、今年は行きたくないと言うのでこちらが引き受けることになりました。
今まで子供たちの前で演じる機会が少ないのでうまく演じるかどうか不安でした。
現場に行くと駐車禁止で会場まで道具を運ぶのに200m以上もあり一苦労。
これだけで年寄りには体力の限界です。
さらにネタの仕込む場所も無く、そのうえ冷房も無く、悪い状況だらけで不安が募るばかり。
そればかりか、予定演技時間が来ても、生徒がまだ授業が終わらないので20分ほど待ってくれと係りの人が告げるのであきれ返りました。
何とか会場から20mも離れた場所で工夫して仕込みを(ワンちゃんの仕込みが大変)して、会場に向かって演技開始。
どんな現場でも演じることが出来るように、14種類の演技を考えていましたが、実際に演じたのは4通りの演技(マジックは8種類)でおよそ1時間演技をしました。
さて、演技前も子供たちが騒がしいので不安でしたが開き直って演じました。
その結果。
確かにうるさいですが、それはマジックに興味があり不思議さに感動した反応でした。
何人かをお手伝いさせながら演じましたが、大成功。喜んで協力してくれ、私も手伝いと要望するのが大勢あり。中にはネタが分かったなどと言ううるさい子供もいたが(実際には分からないのだが)これもマジックに興味を示してくれたんだと嬉しく演じることが出来ました。
リングの型つくりの時には、ミッキーだー、ブランコだー、芋虫だー、ハンドバックだーなどと声がかかり反応が良く嬉しかったです。
一番のうけはワンちゃんの出現でした。全員大きな歓声でびっくりしました。大人も驚きますが、子供たちの驚きは別格です。
午後の3時で一番暑い中、汗をタオルで拭きながら演じたのがしんどかったですが、子供たちの反応を感じ取り、道具運びや演技しにくい会場などの不満も忘れてしまうほど嬉しく演じ切ることが出来ました。
高齢でマジックの演技に限界を感じるこの頃ですが、この経験を通じてもう少しマジックを続けたいと感じたことが何よりの収穫かな。
演技内容
4個のバラの出現、 犬の出現、 カードプロダクション、 パラソルプロダクション、
4本リング&小型3本リングでのサッカートリック、 神田祭り、 ペットボトルにカードが入る、 スプーン曲げ
残念ながら録画出来なかったので、動画の公開は出来ません。
さすがに今回はくたびれて家に帰ったらダウンして寝込む始末でした。高齢になると辛いです。』
