会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ビール類の酒税一本化は32年度から、5年程度3段階で(産経より)

ビール類の酒税一本化は32年度から、5年程度3段階で 政府・与党調整 消費者やメーカーに配慮

ビール類の酒税が段階的に一本化されるという記事。とはいっても、「平成32年度から5年程度かけて」ということなので、気の長い話です。

「政府・与党が、麦芽比率などで異なるビール類の酒税を平成32年度から5年程度かけて一本化する調整に入ったことが、19日分かった。3段階に分けて、350ミリリットル缶当たり約55円に統一していく。29年度税制改正大綱に盛り込むことを目指す。」

「現在、ビールの税額は350ミリリットル缶で77円、麦芽比率25%未満の発泡酒が47円、麦芽を使わないものもある第3のビールが28円。類似商品の税額格差は、公平性や企業の商品開発をゆがめ、ビールの国際競争力の低下を招いている。」

酒税対策の特殊なビールを売っているのは日本だけですから、むしろ、日本の市場を国際競争から保護しているという見方もあるようです。

日本酒減税、ワイン増税、35円に35年度統一(産経)

日本酒とワインの酒税も統一されます。

「ビール類の酒税一本化と合わせ、日本酒とワインについても税率を32年度から段階的に統一する方向で調整する。日本酒とワインは製造方法が同じ醸造酒に区分されるが、現在は350ミリリットル当たりの税額は日本酒42円、ワイン28円。政府はこれを32年度と35年度の2段階で約35円にそろえる案をまとめており、与党やメーカーなどと調整を進める。」
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