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手形・小切手の電子化に関する中間的な評価を踏まえた抜本的な取組み等について~2027年度初からの電子交換所における手形・小切手の交換廃止等~(全国銀行協会)

手形・小切手の電子化に関する中間的な評価を踏まえた抜本的な取組み等について~2027年度初からの電子交換所における手形・小切手の交換廃止等~

(すでに報道されていますが→当サイトの関連記事)全国銀行協会は、「2027年度初から電子交換所における手形・小切手の交換を廃止する」ことを決定しました。

「今般...一般社団法人 全国銀行協会(会長:福留朗裕 三井住友銀行頭取)は、関係者における電子化の取組みを一層後押しし、自主行動計画の最終目標達成の実効性を高めるため、これまでの取組みに加えて抜本的な取組みを行うこととし、「2027年度初から電子交換所における手形・小切手の交換を廃止する」ことを決定いたしました(※1)。

また、全面的な電子化が達成されるまでの過渡期的な対応として設立された電子交換所のあり方について、中間的な評価や上記の抜本的な取組み等も踏まえ、手形・小切手以外の証券についても電子化・削減を進め、わが国の生産性向上、コスト削減を図ることを目的に、電子交換所システムの更改(※2)は行わないこととしました。」

これまでの取り組みだけでは「2026年度末までに電子交換所における手形・小切手の交換枚数をゼロにする」という目標達成は困難と評価したとのことです。

併せて、「手形・小切手機能の電子化状況に関する調査報告書(2024年度)- 手形・小切手機能の全面的な電子化に関する中間的な評価を踏まえて -」を公表しています。

こういうふうになるそうです(上記報告書概要より)。

これをみると、受け取った手形を取引銀行に取り立てに出せば、決済はされるようですが、読売の報道によれば、現金化を続ける金融機関はほとんどないとみられるとのことです。

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