「非営利法人委員会実務指針「私立学校法及び私立学校振興助成法に基づく会計監査に係る監査上の取扱い及び監査報告書の文例」」(公開草案)の公表について
日本公認会計士協会は、非営利法人委員会実務指針「私立学校法及び私立学校振興助成法に基づく会計監査に係る監査上の取扱い及び監査報告書の文例」(公開草案)を、2025年3月26日に公表しました。
私立学校法改正により、私学法に基づく計算関係書類の監査(「私学法監査」)が実施されるようになり、また、私立学校振興助成法改正により、従前の助成法に基づく公認会計士監査(「助成法監査」)も見直されました。
これら改正を受けて、私学法監査を行う際の留意点並びに助成法監査の変更点及び新制度下での留意点を整理し、新制度における独立監査人の監査報告書の文例について検討したとのことです。
文例を含めて、60ページ弱の報告書です。
以下のような内容です(目次より)。
Ⅰ 本実務指針の範囲及び適用
1.本実務指針の範囲
2.適用時期
3.背景
4.定義
Ⅱ 会計監査人設置の有無による監査制度の枠組み
1.監査制度の概要
2.私学法に基づく監査に関する財務報告の枠組み
3.助成法に基づく計算書類の監査に関する財務報告の枠組み .
4.助成法に基づく内訳表の監査に関する財務報告の枠組み
Ⅲ 会計監査人設置学校法人の私学法に基づく監査
1.法令に定める計算書類及び監査対象
2.監査上の留意事項
3.その他の記載内容
4.記載順序
Ⅳ 会計監査人設置学校法人の助成法に基づく監査
1.法令に定める計算書類及び監査対象
2.監査上の留意事項
3.その他の記載内容
4.記載順序
Ⅴ 会計監査人非設置知事所轄学校法人の助成法に基づく監査
1.法令に定める計算書類、内訳表及び監査対象
2.監査上の留意事項
3.その他の記載内容
4.記載順序
付録 独立監査人の監査報告書の文例
文例2より、その冒頭部分。