財務報告でAI利用、日本企業「3年内に」60% KPMG調査(記事冒頭のみ)
財務報告におけるAI利用について、KPMGが世界の財務担当役員に聞いた調査を取り上げた記事。日本企業では、3年以内に利用するという回答が6割あったそうです。
「KPMGインターナショナルは世界23カ国の企業を対象に、財務報告書の作成に生成AI(人工知能)をどの程度利用する意向かを調査した。「3年以内に利用」とする回答は日本企業でみると60%あった。現在の16%から高まる見通しだ。調査対象全体では3年以内に56%になる見通しで、日本企業の積極的な利用姿勢がうかがえる。」
調査とは直接の関係はなさそうですが、あずさ監査法人でのAI利用についてもふれています。
「生成AIを使った監査や財務報告書の作成事例は国内でも増えており、あずさ監査法人は監査について企業の議事録などから会計上の論点を自動抽出する機能を活用している。」
この調査のことのようですが、日経が調査結果のどの数字を引用しているのかはよくわかりません。
KPMG、「AIを用いたこれからの財務報告(拡大版)」を発表(KPMG)
PDF版で20ページほどの資料です。「生成AI」に限定してはおらず、AI全般が対象のようです。
「およそ7割(71%)の企業が、企業の経理財務部門において一定程度Alを使用していると回答しています。現在、そのうち41%が中程度から広範囲にAlを活用しており、これは今後3年間で83%に増加すると予測されています。」(プレスリリースより)
分野別では...
(資料8ページより)