スポーツ用品製造販売大手の「アシックス」が税務調査で、海外子会社からのロイヤルティーをめぐり、移転価格税制に基づき、約40億円の申告漏れを指摘される見通しであるという記事。
「アシックスによると、海外に複数の子会社を展開し、ブランドの使用などに対しロイヤルティーを受け取っている。このうち、オーストラリアの子会社との間でのロイヤルティーについて、国税局は「実績に見合うだけのロイヤルティーを受け取っておらず、実際に受け取るべき金額より少なく受領していた」と判断したもよう。海外の子会社に本社の所得を移転させていたとして、差額など約40億円の申告漏れがあったと指摘される見込みだという。」
業績予想の修正に関するお知らせ(PDFファイル)
平成22年3月期業績修正のプレスリリースで、過年度法人税等を19億3千6百万円計上したことを明らかにしています。計上額の根拠については以下のとおりです。
「大阪国税局による移転価格調査を受けており、当該調査の結果、発生する可能性が高いと予想される納税額を過年度法人税等に計上しております。」
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