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日本カストディ銀、前社長の不正巡る再調査へ第三者委を新設-関係者(ブルームバーグより)

日本カストディ銀、前社長の不正巡る再調査へ第三者委を新設-関係者

日本カストディ銀行が、前社長の不正疑惑を再調査する第三者委員会を設置するという記事。

「CBJは週内にも臨時取締役会を開き、第三者委員会の設置を決め発表する。関係者によると、委員長には長島・大野・常松法律事務所の伊丹俊彦弁護士(元大阪高等検察庁検事長)が就任。前トップが関与し、不正行為の温床となったシステム投資の意思決定プロセスを含め、独立した立場で年内をめどに調べ直す。」

最初の調査について、金融庁からダメ出しされたそうです。

「複数の関係者によると、金融庁は両社(日本カストディ銀行と筆頭株主の三井住友トラスト・ホールディングス)の報告を受け、同調査委のメンバーに土屋正裕現社長が含まれているほか、田中前社長本人からの聞き取りもなく、客観・中立性に欠けていると指摘。ガバナンスの観点からも問題があるとして、独立した立場からの再調査を求めた。第三者委の設置はこれに応じたものと位置付けられる。」

この事件は、ダイヤモンドが熱心に報じているようです。

【スクープ】日本カストディ銀行が第三者委設置へ、前社長の不正を巡り再調査は不可避!(ダイヤモンドオンライン)(記事の一部のみ)

「CBJは「元取締役」が誰で、「不正行為」が何かを一切明らかにしていないが、ダイヤモンド編集部が入手した調査報告書によれば、元取締役は田中嘉一前社長で、日本アイ・ビー・エム(IBM)や野村総合研究所などITベンダーを介して業務委託費を得ようとしたという。

調査委員会は調査対象の9件中2件が「特別背任未遂罪」に当たると認定し、これを受けてCBJは捜査機関への相談も行っている。またCBJはダイヤモンド編集部の取材に対し、「第三者の視点による客観的調査が実施されたものと認識しております」と、調査に問題はなかった旨を回答している。」

日本カストディ銀行の不正を全面否定!田中前社長の元部下「特定の発言が切り取られている」(ダイヤモンドオンライン)(記事の一部のみ)

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