金融庁の公認会計士・監査審査会が、「適正なディスクロージャーと厳正な会計監査の確保に向けた対応策について」という文書を10月25日に公表しました。
厳正な会計監査の確保のための方策として、「1 4大監査法人に対する早急な検査等の措置」「2 公認会計士に係るローテーションルールの見直し」「3 品質管理基準の策定等」「4 開示企業における財務報告に係る内部統制の整備」の4つをあげて、今後推進していくといっています。
報道されているように、4大監査法人に対して、順次検査を行うと述べています。
さらに、「4大監査法人における監査の品質管理の改善が1年以内に進捗しない等の場合、審査会は所要の措置を講じる」といっているので、今後相当期間、会計士(特に4大監査法人)への締め付けが続きそうです。
会計士協会からも似たような文書が同じ日付で出ています。
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