会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

反社会的勢力は「暴力団」「準構成員」 取引は230件総額2億円(産経より)

反社会的勢力は「暴力団」「準構成員」 取引は230件総額2億円

反社会的勢力への多数の融資取引を放置していたとして、みずほ銀行が金融庁から業務改善命令を受けたという記事。

「今回の問題は、信販会社を通じた提携ローンによる融資。暴力団やその準構成員などと自動車ローンなどの取引があった。約230件で総額は2億円にのぼる。平成22年12月には、こういった取引があることを把握していたが、担当役員レベルでとどまり、抜本的な対応がとられていなかったという。」

「金融庁では他の金融機関でも同様の取引がある可能性があるとみている」そうですが、金融機関に限らず、消費者向けに製品・商品を販売し、その際に信販会社と提携して顧客にローンを提供している会社はあるかもしれません。

みずほ銀:業務改善命令 反社会的勢力と取引(毎日)

「提携ローンで銀行は、信販会社の審査を通った顧客にお金を貸す。みずほ銀は金融庁に対して「審査したのは信販会社で、銀行ではないという認識から、抜本的な対策を取らなかった」と説明しているという。さらに問題取引の情報は、担当役員止まりで、経営陣には知らせていなかった。」

暴力団融資 みずほ銀が社内処分へ、再発防止策も(産経)

株式会社みずほ銀行に対する行政処分について(金融庁)
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