会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ホワイトカラーの生産性向上(日経より)

ホワイトカラーの生産性向上(記事冒頭のみ)

ホワイトカラーの生産性が低いのは、ITの導入方法に問題があるからだというコラム記事。主に、ERPシステムを企業ごとに作りこむことの問題点を挙げています。

「同じERPソフトを使っていた人材を中途採用しても、作りこみ方の違いから即戦力にはなりにくい。監査法人に決算関係データを引き渡す場合にも、出力形式や細かい勘定科目の違いなどから手作業による膨大なデータの編集が必要な場合が多い。」

「日本企業の場合、ソフト導入前の書式や事務フローをそのままにして、それに合わせたソフトを作りこんだ。この結果、ソフトのメンテナンスに多大なコストと手間を要する不効率なものになった。法人税の納税書類の作成のように最終的なアウトプット形式が同じでも、ソフトを使った事務手順は各社でバラバラになってしまった。」

「現状を打破してホワイトカラーの生産性を大きく向上させるには、従来の仕事の進め方を全面的に見直し、事務体制の標準化、合理化を進めるのが前提になる。...会計監査においてもデータの引き渡しが簡略化され、監査費用の削減にもつながるだろう。」
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