佐川国税庁長官は国有地売却問題についてきちんと説明しろという日経社説。
「学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、政府のこれまでの説明と食い違う資料が相次いで確認された。野党は昨年の佐川宣寿財務省理財局長の国会答弁は虚偽だったとし、改めて招致を求めている。佐川氏は国税庁長官に就任後、記者会見に応じていない。説明から逃げ回るような姿勢は国民の不信感を膨らませるだけだ。」
「佐川氏は国会答弁で森友側との交渉記録について「破棄した」と繰り返し、売却価格の事前交渉もしていないと明言した。だが判明した音声データでは、近畿財務局の担当者が値引き要請に対して「ゼロに近い価格まで努力する」などと語っていた。
問題の本質は、国民の貴重な財産である国有地がなぜ8億円強も値引きされて売却されたかだ。...
財務省は交渉経緯に関する資料を、昨年11月の会計検査院の検査報告書が出る前日まで提出しなかった。情報公開の請求があってから文書やデータを小出しにする対応は、政府ぐるみで何かを隠蔽している印象を与える。」
この社説の通りです。
ただし、国税庁長官が大うそつきの不適格者だとしても、税金を払わないわけにはいかないのですが...
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