会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

自社株買い26%減 不景気で5半期ぶりマイナス(産経より)

自社株買い26%減 不景気で5半期ぶりマイナス

企業の自己株式取得が減っているという記事。

「平成24年度上期(4~9月)の日本企業の自社株買い実施額は5098億円と、前年同期比26・2%減少した。景気の先行きへの不透明感を背景に、5半期ぶりのマイナスとなった。」

「野村証券によると、24年度上期の実施額は半期ベースで、22年度上期の3807億円以来の低水準。西山賢吾シニアストラテジストは「自社株買いを検討はしても、世界景気などに対する不透明感が強く、実施を見合わせる企業が多い」と分析している。

 しかし、野村は24年度の自社株買い実施額を約1兆8千億円と予想し、23年度実績の約1兆6300億円を上回るとみている。企業の手元資金が潤沢で、株価が割安とみられる水準まで下がっている企業が多いからだ。」

監査人からすると、自己資本が目減りするようなことはなるべくやめてほしいのですが、株価テコ入れのためには必要なのでしょう。
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