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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

三菱UFJ銀、企業の監査資料を電子化 邦銀初(日経より)

三菱UFJ銀、企業の監査資料を電子化 邦銀初
発行期間3分の1に
(記事冒頭のみ)

三菱UFJ銀行が、残高確認書を電子化するという記事。

「三菱UFJ銀行は企業の会計監査に欠かせない「残高確認書」を電子化する。上場企業などが監査法人から監査を受ける際、預金や貸付金などの数値を裏付ける資料で、行内を紙の原本で回覧して必要項目を埋めるなどアナログな作業が多かった。電子化で発行までの期間を約3分の1に短縮できる。銀行業務や監査業務のデジタル化につなげる。」

会計監査確認センター」の共通基盤に参加するとのことです。

銀行としては、自行の業務効率化も狙いだそうです。

会計監査確認センターからプレスリリースが出ています。

三菱 UFJ 銀行宛の銀行 Web 確認機能の提供開始について(会計監査確認センター)(PDFファイル)

「会計監査確認センター合同会社(代表職務執行者社長 丸地 肖幸、以下 当社)は、2021 年 12 月より、当社の提供する残高確認プラットフォーム「Balance Gateway」において、株式会社三菱 UFJ 銀行宛の銀行確認状について、銀行 Web 確認機能の提供を開始いたしました。

銀行 Web 確認機能は、確認回答者のメールアドレスの取得が必要であった従来の Web 確認と異なり、銀行名、支店名を入力するだけで自動的に回答窓口が設定されるため、Balance Gateway 上の操作のみで、速やかに確認依頼を行うことができます。」

銀行からも発表がなされています。

監査法人残高確認書の電子受付・回答開始について(三菱UFJ銀行)(PDFファイル)

「従来の監査法人残高確認手続きでは、監査法人や被監査企業、当行国内拠点が紙の書類を授受しておりましたが、Balance Gateway を通じて、Web 上で手続きを完結することが可能となります。

具体的には、監査法人・被監査企業は紙の依頼書作成・送付が不要となり、当行でもご依頼を電子で受付し、回答することで、業務の大幅な効率化が図れ、受付から最短 3 営業日での回答を実現しています。

また、電子化により、当行内の残高確認事務の約 8 割が自動化されることに加え、紙の使用量を削減することで、持続可能な環境・社会の実現に向けた取り組みにも貢献が期待できます。さらには、出社が必要な紙の印刷・押印・送付のプロセスがなくなることで、当行のみならず、監査法人・被監査企業も含めたリモートワークの促進にも効果が期待されます。」

三菱UFJでは、残高確認書の依頼が年間 4 万件以上あるのだそうです。
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