会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

遺言偽造し相続税5億円脱税容疑 税理士ら7人を逮捕(朝日より)

遺言偽造し相続税5億円脱税容疑 税理士ら7人を逮捕

相続税約5億円を脱税したとして、相続人や税理士、落語家ら7人が、逮捕されたという記事。遺産を社会福祉法人に贈るという偽造遺言書を使った脱税だそうです。

「特捜部によると、××容疑者(相続人)は資産家の兄が2013年11月に死去したのに伴い、現金や不動産など少なくとも約10億5千万円の遺産を相続した。××容疑者(税理士)らと共謀して昨年9月、遺産から2億円を除く全額を和歌山県内の社会福祉法人に贈るという兄名義の偽造遺言書を税務署に提出。公益法人に贈った遺産は非課税となる相続税法の規定を悪用し、4億9500万円を脱税した疑いがある。」

逮捕された税理士は、ネットで調べると、公認会計士でもあるようです(同姓同名でなければ)。上場会社の監査役にも同じ名前の人がいます。

当サイトでも取り上げたこちらの事件の関係でしょうか。金額はだいぶ違いますが。

当サイトの関連記事(和歌山県の社会福祉法人への架空寄附金問題について)
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