会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

上場忌避が起こっていないか(大機小機)(日経より)

上場忌避が起こっていないか(大機小機)

非上場株の時価が増加しているのに、上場忌避の傾向があるのではないかという日経コラム記事(1月30日)。

上場のコストについてふれています。

「上場基準を満たしている企業が上場しない理由は多様である。金融緩和で銀行からの資金調達が容易になっているため、あえて上場する必要がないという理由もあるかもしれない。気になるのは、上場に伴うコストが高いと考える経営者が増えているのではないかという理由である。

そうなるのは、目に見えない上場コストが増えているからだ。上場コストには2種類のものがある。1つは、公認会計士による監査のコストや社外取締役や社外監査役の報酬支払いなどの目に見える直接的なコストである。

第2は、上場企業が満たすべきルールが厳しくなり、よい経営ができなくなるという目に見えないコストである。投資家保護を考えて導入された規制が企業経営の大きな制約になっているという認識が上場企業だけでなく、日本の非上場企業の経営者の間にも広がっている。」

四半期報告をやめて、半期のみにすれば、どちらの費用も下げられるのではないでしょうか。
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