監査法人のリストラを取り上げた記事。日経の記事になったあずさ監査法人のことが少し書かれています。
「希望退職者の募集人数は50人と、新日本やトーマツに比べると少ない。しかも、「監査証明業務は(リストラの)対象ではない」(あずさ監査法人)。公認会計士を減らすのではないと強調する。
公認会計士については、8月22日から新規採用のエントリー受付を開始している。公認会計士試験が行われる12月までに採用面接などを行う予定だ。採用人数は現時点で未定だが、昨年は約290人の公認会計士試験の合格者を採用した。
法人全体でもこの3月末から3か月で、社員は約100人増えている。そういった中でのリストラだ。
今回のリストラは、企業へのコンサルティングを手がける部門が対象。なかでも「内部統制報告制度」の分野。2006年の会社法や金融商品取引法の施行によって企業が対応を求められ、これまでは売り上げを伸ばしてきたが、その「特需」が出尽くしたことによる。」
あずさはまだ余裕があるのでしょうか。来月にも決算が公表されると思いますが、それを見ないとなんともいえません。
コンサルティング部門を減らすことについては「需要によって人員が増減するのはコンサルティングの分野ではあること」なのだそうです。同じコンサルティングでも人員を増やしている部門もあるそうですから、おしなべて悪いわけではないのでしょう。
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