全日空の元経理担当社員が在職中に、チケット販売業務などを委託している代理店への業務委託手数料2億円以上を詐取していたという記事。
記事によれば、委託手数料を支払う際、別の代理店に支払うべき手数料を上乗せして振り込んで、その後、「過払い金があった」などと伝え、自分が管理する他人名義の銀行口座に返金させていたそうです。
支払総額は正しい金額だったとすると、損益のうえでは異常はなく、発見しにくかったのかもしれません。支払が不足する支払先に対しては、処理遅れなどと言い訳しておけば、しばらく時間稼ぎはできます。もちろん、単純に支払を水増ししていたとすれば、クレームもきません。
また、買掛の記帳業務と支払業務を別の担当者でやっていたかどうかも、問題となる点です。
弊社元社員の逮捕について
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