住友商事のIFRS版決算短信・有価証券報告書を取り上げた記事。(当サイトでも先日取り上げました。)
予想されたとおり、注記の分量が多かったようです。
「経理の状況のうち、IFRSベースで作られている連結部分は100ページ。連結財務諸表本体は8ページのみで、残りの92ページのほとんどは注記情報となっている。この注記情報には、IFRSの初度適用に関連し、米国会計基準からIFRSへの調整表も含む。」
IFRS導入アドバイザリー業務で相当コストがかかったようです。監査報酬も相当大きな金額です。
「住友商事は有価証券報告書で2011年3月期の監査報酬額、非監査業務に基づく報酬額も公表している。監査報酬額(提出会社、国内・海外の連結子会社の総額、以下同じ)は25億900万円で、2010年3月期の23億1100万円と比較して約8%増加した。非監査業務は2011年3月期が7億3300万円。2010年3月期は5億4200万円だったので、約35%増えた計算だ。住友商事は非監査業務の報酬額増大の理由を「主として、IFRS導入に係るアドバイザリー業務」と説明している。」
監査報酬には、海外子会社の分も含まれているようです。普通の上場会社は、こんなにはかからないとは思いますが・・・。
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