創造学園大学という大学を運営する学校法人堀越学園(堀越高校とは別の法人)が、文部科学省と群馬県に虚偽の財務書類を出していたという記事。
「文科省によると、同法人は補助金を得るため02年度から毎年、財務書類を文科省と県に提出。うち02~04年度の資金収支計算書の事業収入や借入金の返済支出の金額が、文科省と県に出された書類で大きく異なることが発覚した。さらに公認会計士の監査を受けた書類とも異なるため、二つとも虚偽である可能性が高いという。」
公認会計士の責任は、基本的に監査報告書を提出するまでですが、会計士協会の事例集によると、相当以前に、これと同様、監査したのとちがう決算書を当局に提出した学校法人があったようです。それもあって、学校法人監査に関しては、監査報告書の抜き取り・改ざんがなされないよう、特に厳重に扱っているはずなのですが・・・。
それとも、県や文科省は監査報告書なしの書類を受領していたのでしょうか。
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