東芝が「特設注意市場銘柄」の指定解除の審査に必要な書類を15日に東証に提出したという記事。
「提出された「内部管理体制確認書」は、東芝によると添付書類も含めて約2万8千ページに及ぶ。内容は非公開だが、取締役会の社外取締役を過半数にして監督機能を強化する、などの再発防止策をまとめたものだ。東証に確認書を提出した橋本紀晃・上席常務は「緊張感を持って審査に対応する。再発防止策の継続的な徹底で、信頼回復に努めたい」と話した。」
部門横断的に会社ぐるみであれだけのひどい粉飾をやったのですから、あと2、3年は「特設注意」でよいのではないでしょうか。そのくらいの期間みないと、本当に改善が定着したかどうかはわかりません。
内部管理体制確認書の提出に関するお知らせ(PDFファイル)
東芝、企業風土の改善道半ば 決算訂正など「失策」続き(朝日)
「ただ、東芝は今年に入っても、16年3月期決算を3度訂正するなど「失策」が続く。社内アンケートで「この会社ではたいていの場合、率直に発言できる」との質問に「イエス」と答えた割合は、今年3月の45%に対して5月は58%、7月は60%と増加傾向だが、問題発覚前の63%(14年8~9月)を下回る。幹部の一人は「企業風土の問題は根深く、変えるには長い時間がかかる。まだ道半ばだ」と話す。」
変わるか東芝 NOと言えない企業風土(NHK)
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