日経新聞などで厚生年金基金制度が廃止されるという報道がなされていますが、こちらの記事によると、全面的な廃止ではなく、一部の基金には存続を認める方向だそうです。
「厚生年金基金制度の廃止を掲げていた厚生労働省は、一律に10年程度で廃止するとしていた当初方針を見直す方向で検討に入った。全面廃止に反発がでていることから例外規定をつくり、財政が健全な基金は存続を認めるようにする。」
財政が健全だったら、なおさら早く代行返上して身軽になるのがいいかもしれません。
こちらの記事は、日経と同じように10年後廃止説です。
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厚生年金基金制度、10年後に廃止…厚労省方針(読売)
「厚生労働省は28日、企業年金の一種である厚生年金基金制度を10年後に廃止する方針を固めた。
厚生年金の一部を国に代わって運用する「代行部分」の積み立て不足分は、基金の加入企業に返還を求めるが、返還しきれない分は厚生年金の保険料で穴埋めする。」
一方、日経金融面のコラム記事(29日)によると、厚生年金基金制度廃止で株価が下がるという説もあるそうです。
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