ソフトバンクグループが投資しているインビテという会社が破産申請を検討しているという記事。
「遺伝子検査サービスの米インビテが数週間以内に破産申請をする可能性があることが6日までにわかった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。同社にはソフトバンクグループ(SBG)などが投資していた。ニューヨーク証券取引所は6日、株価低迷を受け同社の上場廃止を決めた。」
「インビテは2021年、SBGが主導する形で11億5000万ドルを転換社債発行を決めた。当時は新型コロナウイルスの感染拡大で医療技術への注目が集まり、インビテは先端技術を手がける新興企業として注目されていた。
インビテは遺伝子検査を低価格で提供し、個人の診療の意思決定などに役立てるサービスを開発してきた。株価は20年末には50ドルを超えたが、21年から下落局面に入り、5日時点では9セントまで落ち込んでいた。」
子会社や関連会社でなければ、すでに時価評価しているでしょうから、たぶんソフトバンクグループへの追加的な影響はあまりないのかもしれません。
SoftBank-Backed Genetic Testing Invitae's Descent from $7B Valuation to Near-Bankruptcy(Yahoo)
Invitae Corporation (NYSE:NVTA), backed by SoftBank Group (OTC:SFTBY) (OTC:SFTBF), is reportedly on the brink of filing for bankruptcy in the coming weeks.
The San Francisco-based medical genetics company, grappling with a substantial $1.5 billion debt burden, is enlisting the expertise of restructuring advisers from FTI Consulting and legal counsel from Kirkland & Ellis to navigate its financial challenges.
Invitae’s stock, which once soared above $50, dramatically declined. The company’s market cap, previously exceeding $7 billion, has dwindled significantly over the past 12 months, experiencing an 82% loss in value.
こちらもソフトバンクグループ出資先の報道。
破綻のウィーワーク、共同創業者がサード・ポイントと買収案検討(ブルームバーグ)
「ソフトバンクグループの出資先で経営破たんした米ウィーワークの共同創業者、アダム・ニューマン氏は、ヘッジファンド運営会社サード・ポイントを含む資金提供者とともに、ウィーワークへの買収案を検討している。同社の弁護士宛ての書簡の内容をブルームバーグ・ニュースが確認した。」
「ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、ニューマン氏の純資産はなお推定17億ドルに上る。」
ソフトバンクグループからの手切れ金も入っているのでしょう。
米WeWork創業者とソフトバンクGの訴訟、和解へ(2021年)(日経)
このときに損切りしていれば...