会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

調剤薬局が1億円の所得隠し 過大仕入れ、問屋に売却(朝日より)

調剤薬局が1億円の所得隠し 過大仕入れ、問屋に売却

千葉県習志野市の調剤薬局が、計約1億円の所得隠しを指摘されたという記事。脱税そのものより、取引先である製薬会社の押し込み販売の方が気になります。

「関係者や同社によると、同社は複数の製薬会社の担当者から、決算前などに1、2カ月分程度の処方薬を前倒しで仕入れるよう頼まれ、卸売会社から過大に仕入れていた。その後、過大分の処方薬は卸売会社の社員が引き取り、医薬品を現金で買い取る東京の現金問屋に売却。売却代金は卸売会社の社員が薬局社長に渡していたが、社長は薬局の売り上げから除外し、プールしていたという。

社長は取材に対して、「(過大な仕入れは)製薬会社側に営業のノルマがあったためで、いったん薬を引き取り、買い戻してもらうという認識だった。現金問屋への薬の売却は卸売会社がやったことで知らなかった」と話した。」
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