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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「内部統制に重要な不備」 東芝が報告書、再発防止急ぐ(産経より)

「内部統制に重要な不備」 東芝が報告書、再発防止急ぐ

東芝が、不正会計問題についての再発防止策とその進捗状況をまとめた報告書を発表したという記事。

「東芝は3月、15年4月に明るみに出た不正会計問題に関し、7件の新たな不正や従業員の懲戒処分を公表した。内部監査の人員増などの再発防止策も打ち出した。

しかし、5月発表の16年3月期連結決算では、損失処理額の見直しや計算ミスにより、利益や売上高について3回の訂正を出した。今回の報告書は訂正の原因として、十分なチェック時間を確保できず、複雑な計算処理に対応できなかったことや、会計監査法人との協議が不十分だったことを挙げた。」

この報告書です。

「改善状況報告書」の公表について(東芝)(PDFファイル)

「当社は、 再発防止策が適切に運用され、全社に定着するように努めることで、内部管理体制や企業風土の改善を図り、特設注意市場銘柄の指定解除を目指して参ります。」

企業風土の改善のためには、まず、粉飾を行った旧経営陣を刑事告発し、旧経営陣の影響を完全に脱したということを世間に示すべきなのでは。

東芝、会計不祥事対応の報告書発表(日経)

「3月に公表した再発防止策の進捗状況を項目別に記している。取締役会については監督機能強化のため、これまで報告義務がなかった工事損失が発生する可能性がある案件についても義務を課す仕組みに改めたなどとしている。」
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