日本公認会計士協会は、監査基準改訂(KAM導入ほか)に関連する監査基準委員会報告書の新設・改正を、2019年2月27日付で公表しました。
監査基準委員会報告書701「独立監査人の監査報告書における監査上の主要な事項の報告」が新設されたほか、監査報告に関連する監査基準委員会報告書を中心に以下のものの改正がなされています。
監査基準委員会報告書
700「財務諸表に対する意見の形成と監査報告」
705「独立監査人の監査報告書における除外事項付意見」
706「独立監査人の監査報告書における強調事項区分とその他の事項区分」
210「監査業務の契約条件の合意」
260「監査役等とのコミュニケーション」
570「継続企業」
220「監査業務における品質管理」
230「監査調書」
510「初年度監査の期首残高」
710「過年度の比較情報-対応数値と比較財務諸表」
品質管理基準委員会報告書
第1号「監査事務所における品質管理」
公開草案に対して多くのコメントが寄せられた模様で、コメント対応表は50ページ近くになっています。草案からの文言の見直しもかなり行われているようです。
コメント対応表(PDFファイル)
当サイトの関連記事(公開草案について)←改正内容の概要もこちらから。
その2(監査基準改訂について)
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