米国の資産運用会社「ＭＲＩインターナショナル」の巨額詐欺事件（日本人顧客から集めた約１３００億円を消失させたとされています）で、米ＳＥＣが回収した資産が配当されるという記事。
「米国の資産運用会社「ＭＲＩインターナショナル」による巨額詐欺事件の弁護団は８日、東京都内で記者会見し、米証券取引委員会（ＳＥＣ）が回収した資産約４８億円の配当許可決定が連邦地裁で出たと明らかにした。来年６月以降、日本の被害者に順次送金される。」
資金はわずかしか回収できなかったようですが、犯人には、重い刑事罰が課せられたようです。
（再掲）ＭＲＩ元社長に懲役５０年 出資金詐欺事件で米連邦地裁（2019年）（朝日）
「米国の資産運用会社「ＭＲＩインターナショナル」（本社・ラスベガス）が日本人顧客から集めた約１３００億円を消失させたとされる事件で、ラスベガスの米連邦地裁は２３日、詐欺罪に問われた元社長のエドウィン・ヨシヒロ・フジナガ被告（７２）に懲役５０年の判決を言い渡した。」
「米当局は、フジナガ被告は投資家から集めた資金のうち、実際に債権購入にあてたのは全体の２％未満で、プライベートジェット機やラスベガスの豪華マンション、ビバリーヒルズの不動産、ベントレーやマクラーレンなどの高級車の購入など豪奢（ごうしゃ）な生活にあてていた、と指摘した。」
最近の投資詐欺事件の記事より。
被害額25億円超「コンゴ投資」で資金集め逮捕…容疑者が語っていた「そろそろドバイかシンガポールに」得意満面の日々（ＦＬＡＳＨ）
「警視庁は10月13日、アフリカ・コンゴ共和国でレアメタルの採掘事業をおこなう会社の売却に必要なボーリング調査への出資名目で、投資家らから4億5500万円を集めた投資会社「SQUAREDESIGN」社長・××××容疑者（34）ら4人を、出資法違反容疑で逮捕したと発表した。」
不正に旅券受けた容疑で再逮捕 コンゴ鉱山投資名目で金集め起訴の男（朝日）
「××容疑者は金属販売会社「アドヴァンス工業」（神戸市）の代表らと共謀し、コンゴ民主共和国にある鉱山への投資名目で2法人と4人から計4億5500万円を不正に預かったとして、警視庁に出資法違反容疑で逮捕されていた。捜査関係者によると、約100人から約27億円を集めたとみられる。うち7億円超が行方不明といい、一部が海外に移された可能性があるという。」
