国際会計基準審議会(IASB)の解釈委員会(IFRIC)は、ポイントやマイルといった「カスタマー・ロイヤリティ・プログラム」の会計処理に関する指針を、2007年6月28日に公表しました。
会計処理としては、ポイントやマイルに対応するコストを計上するという方法と、最初に計上する収益のうちポイントやマイルに対応する部分を繰り延べるという方法が考えられますが、今回公表された指針では、収益を繰り延べる(正確には収益の一部をポイントやマイルに配分し、企業がポイントやマイルに関する義務を果たしたときにその金額を収益計上する)ことを求めています。
The Interpretation requires entities to allocate some of the proceeds of the initial sale to the award credits and recognise these proceeds as revenue only when they have fulfilled their obligations. They may fulfil their obligations by supplying awards themselves or engaging (and paying) a third party to do so.
将来的に日本基準に取り入れられた場合には、少し影響が出てくるでしょう。
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