東京証券取引所が、取引時間を30分延長する方向で調整しているという記事。70年ぶりの延長だそうです。
「現在は午前9時から午後3時まで(午前11時半~午後0時半は昼休み)の5時間だが、午後3時半までとなる。」
「東証は24年に大規模なシステムの刷新を予定しており、合わせて取引時間を延長したい考えだ。東証は1954年、取引の終了時間を午後2時から現在の午後3時に延長しており、新たに実現すれば約70年ぶりとなる。」
「東証はニューヨークの6時間半、ロンドンの8時間半など世界の主要取引所に比べ取引時間が短く、過去にも昼休みの廃止や夜間取引の実施といった議論が行われてきた。ただ、負担の増加を懸念する証券会社の反対が根強く、いずれも見送られてきた。現在は午後の取引時間の延長に絞って議論が続けられている。」
上場企業の開示への影響も...
「多くの上場企業は、急な株価への影響を避けるため、東証の取引終了の午後3時にあわせて決算などを発表することが多い。取引時間が変わればこうした企業の動きにも影響が出そうだ。」
東証が取引終了時間を30分延長で調整、3年後の実現目指す-報道(ブルームバーグ)
「東京証券取引所が株式取引の終了時間を今より30分延長し、午後3時半とする方向で最終的な調整に入ったと、NHKが3日に報じた。情報源は明示していない。
東証は3年後の実現を目指す方向で調整しているという。東証は「市場機能強化に向けた検討ワーキンググループ」を設置し取引時間の延長を含めて検討、10月をめどに報告書にまとめる方向で進めていた。」
東証から報道に関してコメントが出ています。
取引時間の延長に関する検討状況について(東証)
「取引時間に関しましては、30分の延長、数時間の延長など、延長するとした場合という前提のもと、精力的にご議論をいただいているところですが、現時点で決定していることはございません。」
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