会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

危ない108社…監査人認めた1年以内に破綻のリスク

危ない108社…監査人認めた1年以内に破綻のリスク

恒例のようになっているゴーイングコンサーンの注記を集計した「あぶない会社」の記事。

2008年3月期・3月中間期決算で、ゴーイングコンサーンの注記がついている上場会社が計108社となったそうです。

記事の内容や引用されているアナリストや会計士のコメントによると

・ゴーイングコンサーンの注記は、新興企業や公共事業の減少に直面する建設業などを中心に増えている。

・なかでもマザーズ、ヘラクレスという新興市場で急増。両新興市場に上場している3月期・3月中間期決算企業の12%に注記がついている。

・監査法人は今回『営業損失』や『赤字』の拡大に目を付けている。

・「財務制限条項」も注記が付く要因

とのことです。

ちなみに、今年から法定化された四半期財務諸表でもゴーイングコンサーンの検討は必要であり、該当すれば注記が行われます。
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