会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

機械学習技術を応用してサービス提供に利用する異常検知技術の特許を取得(監査法人トーマツ)

機械学習技術を応用してサービス提供に利用する異常検知技術の特許を取得

統計的異常検知技術(どういうものかよくわかりません)で特許を取得したという監査法人トーマツのプレスリリース。

「有限責任監査法人トーマツは、Deloitte Analyticsにおいて独自に統計的異常検知技術を開発し、2017年8月に特許を取得しました。トーマツでは、本特許技術を会計監査、およびリスクアドバイザリーサービスに活用し、さらなる高品質なサービス提供を図ります。」

「当該異常検知技術は、機械学習技術を用いて対象に含まれる要素間の関係性を数値化して追跡し、関係性の急激な変化を異常として検知します。これにより、要素を個別に監視するだけでは検知が困難な複数要素が相関しあうような異常を検知すること、及び関係性の変化の要因となった要素を特定することを可能とします。」

「本特許技術は、関係性の変化を見つけることに意味があるような対象に広く適用できます。本特許技術を会計監査に利用することで、取引関係等の経済的なやりとりを分析でき、個別の取引のみを観察した場合とは別の視点からのより高度なリスク評価の実施を可能とします。このように、トーマツでは徹底的なリスクアプローチを行うために、大規模かつ広範なデータを活用する「Audit Analytics」の高度化を行うことで、監査の品質向上を推進しています。」

どのくらい有効な技術なのかは、これだけでは不明ですが、もしかすると、トーマツに頭を下げないと監査ができなくなる日が来るかも...
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