警察庁が仮想通貨に関する疑わしい取引を初めて集計したという記事。
「犯罪収益のマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがあるなどとして、ビットコインなど仮想通貨の交換業者が「疑わしい取引」として届け出たケースが4月からの半年間で170件あったことが30日、警察庁のまとめで分かった。」
疑わしい取引とされたのは...
「警察庁がまとめた犯罪収益移転危険度調査書によると、他人名義のクレジットカードで購入した仮想通貨を、偽造の身分証で開設したウォレット(電子財布)に振り込んだケースがあった。
交換業者からの届け出の多くは、暴力団関係者の関与が疑われたり、多額の取引が頻繁にあったりしたケースという。」
ただ、どんな取引を届け出するのかなど、まだはっきりしていないようです。
「交換業者を所管する金融庁は、疑わしい取引を判断するためのガイドラインを作成中。警察庁も事業者の研修会に職員を派遣するなどして制度の周知を図り「積極的な届け出を求めたい」(担当者)としている。」
最近の「その他不正」カテゴリーもっと見る
インサイダー疑惑のIRJ、社員が数年にわたり顧客企業の「重要事実」漏えいか…知人の不正取引は億単位の可能性(読売より)
フェラーリなどスーパーカー転売で利益 約5億円の申告漏れ指摘/競馬など払戻金申告せず2億6000万円脱税か 2人告発 東京国税局(NHKより)
高配当うたい不正に現金預かった疑いで5人逮捕 60億円以上集金か(朝日より)

大成建設社員4人 建設中ビルの施工不良知り公表前に自社株売却(NHKより)
中小企業狙う「ボイスフィッシング」、金融機関装う電話で「偽サイト」誘導…不正送金28億円(読売より)
証券口座の乗っ取り、勝手に株売却し中国株など購入…2か月半で不正取引1454件(読売より)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事