会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ゴーン被告の弁護人 送金先の会社“実質支配ない”(テレビ朝日より)

ゴーン被告の弁護人 送金先の会社“実質支配ない”

日産の前会長ゴーン氏の弁護人がBS朝日の番組に出演し、資金が流れた先とされる会社について実質的に支配している会社ではないというゴーン氏の主張を紹介したという記事。

「弘中惇一郎弁護士:「(Q.ゴーン被告が持っている会社ではない?)持っている会社はありませんし、向こう(検察側)も実質支配をしているということは形式的に支配していないことを認めているわけですから、形式的な支配もないわけですけれども、実質的な支配もないと言っているわけです。ゴーンさんはそれはあり得ないと言っています」」

【BS朝日】激論!クロスファイア 2019年5月12日放送(GAYO)(5月19日まで)

虚偽記載容疑についても反論しています。

これは、ルノーからの支出について。

ゴーン被告、不正支出疑惑に反論-13.6億円の費用全て適切と主張(ブルームバーグ)

「非公表の情報だとして匿名を条件に語った関係者によると、RNBVの監査を実施した仏監査法人マザーは、カンヌ国際映画祭やリオデジャネイロのカーニバルへの旅費、社用ジェット機の使用料など1090万ユーロ(約13億6300万円)について、職務に関連したものでなく本質的に個人的な支出だった可能性があると指摘。RNBVでは支出に対する監督が欠けていたと結論づけた。

これに対してゴーン被告の代理人はメディア対応担当者を通じて声明文を配布。「カルロス・ゴーンの名声をおとしめようとする無慈悲で卑劣なキャンペーンだ」とし、「ゴーン氏を笑い物にし、数十年にわたって築き上げた名声をぶち壊そうとする組織的な取り組みの一環だ。これら全ての費用は承認を受けており、業務上の正規の目的に関連している」と非難した。」

Mazars to investigate €12m Ghosn spending(economia)

ゴーン被告、オマーンの資金還流を否定「関知してない」(朝日)

「日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が中東オマーンの販売代理店に支出した日産の資金を私的流用したとされる特別背任事件で、前会長が「送金は奨励金であり、代理店から先の資金の流れは関知していない」として、自らへの還流を否定していることがわかった。」

「弘中氏によると、前会長はSBAからGFIへの送金は「関知していない」と主張。GFIについては「知らない会社ではないが、会社を支配するという関係は一切ない」と話しているという。」

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