経営難の私大・短大174法人、19法人は「自力再生困難」…少子化・物価高が拍車
日本私立学校振興・共済事業団の調査によると、私立の大学や短大を経営する学校法人の4分の1にあたる計174法人が経営難に陥っているという記事。そのうち19法人は特にひどいそうです。
「調査は、大学や短大を運営する全国661の学校法人が対象。各法人が2024年6月までにまとめた23年度決算について、▽教育に関連する収支が直近3年のうち2年以上赤字▽負債が運用資産を超過している――など八つの指標を用いて分析し、経営状況を4段階に分類した。
その結果、19法人(2・9%)が、在学生が卒業するまでに経営破綻の恐れがあり、「自力再生が極めて困難」な状態にあった。155法人(23・4%)が「経営困難な状態」にあり、合計で174法人が経営難にあると判定された。」
事業団のサイトを見ても、元になっている調査結果を認めることはできませんでしたが、分類方法を説明している資料はありました。
(「私立学校運営の手引き」 より)