会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

元通訳、水原一平容疑者が出廷 グレーのスーツ姿、保証金383万円(朝日より)

元通訳、水原一平容疑者が出廷 グレーのスーツ姿、保証金383万円

大谷選手から巨額の横領を行ったとされる元通訳は、すでに保釈されているそうです。

「米大リーグの大谷翔平選手の元通訳で、違法賭博のために大谷選手から1600万ドル(約24億5千万円)超をだまし取ったとして銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者が12日、ロサンゼルスの連邦裁判所に出廷した。裁判官は、2万5千ドル(約383万円)の保証金を納めることなどを条件に、保釈を認めた。」

「裁判官は保釈の条件として、大谷選手ら事件関係者に接触しないことや、賭博に関わらないこと、ギャンブル依存のカウンセリングを受けることなどを示し、弁護側は受け入れた。」

日本ではこういう状況です。

大川原化工機事件(日本弁護士会連合会)

2020年3月11日、警視庁公安部は外国為替及び外国貿易法違反(RL-5の輸出)の事実で代表取締役のO氏、常務取締役のS氏、相談役のA氏の3名を逮捕した。その後、13日に東京地方裁判所刑事第11部の裁判官は3名について勾留決定および接見等禁止決定をした。17日には勾留決定に対する準抗告も棄却された。なお、東京地方検察庁検察官は接見等禁止決定のうち、家族との面会だけを認めるよう求める弁護人の申立てに対して、弁護人が黙秘を指示していること、会社がウェブサイトでコメントを掲載したことについて「会社ぐるみで口裏合わせを行っている可能性が極めて高い」などの理由から反対意見を提出している。」

「公判前整理手続の進行中もO氏、S氏、A氏の勾留は続いた。この間も弁護側は保釈請求をするも、検察官は会社ぐるみで口裏合わせをするなどと主張し、裁判所は保釈請求を却下し続けた

その中で、A氏は東京拘置所の中で体調を崩した。2020年9月15日は東京拘置所の中で輸血処置を受けるなどしたため、同月29日、緊急の治療の必要性を理由に保釈請求をするも、検察官は罪証隠滅のおそれがあると主張して保釈に反対し、裁判所も保釈請求を却下した。さらに、同年10月7日、A氏は、東京拘置所内の医師による診察、検査を受け、胃に悪性腫瘍があると診断された。同月16日、A氏の勾留執行停止が認められ、大学病院を受診し、進行胃がんと診断された。しかし、当大学病院からは勾留執行停止状態での入院、手術を受け入れられなかったことから、弁護側はあらためてA氏の保釈請求をした。これに対し検察官はなおも罪証隠滅のおそれがあると主張し保釈に反対した。そして裁判所も保釈請求を却下した。その後A氏は、勾留執行停止状態でも入院、手術の受け入れ可能な医療機関を探し、2020年11月5日に勾留執行停止され、入院した。しかしA氏は2021年2月7日に胃がんで死去した。」

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